楽天証券でiDeCoを始めようと考えている方にとって、「どの商品を選べばいいのか」は最初の大きな悩みです。楽天証券のiDeCoは約30本の厳選された商品ラインナップが特徴で、選びやすさに定評があります。
しかし、厳選されているとはいえ、株式型・債券型・バランス型と種類が分かれているため、投資初心者にとっては何を基準に選べばいいのか判断しづらいのも事実です。商品名も似たようなものが多く、違いがわかりにくいと感じる方も少なくありません。
この記事では、楽天証券のiDeCoで選べる商品の中から特におすすめのファンドを紹介し、自分に合った商品の選び方を具体的に解説します。楽天証券のiDeCoを検討中の方は、ぜひ商品選びの参考にしてください。

楽天証券iDeCoの特徴と強み
厳選された商品ラインナップ
楽天証券のiDeCoは約30本の商品で構成されています。SBI証券の80本以上と比べると少なく感じるかもしれませんが、必要十分な商品が揃っており、選びやすさという点では大きなメリットです。
初心者にとって商品数が多すぎると「どれを選べばいいかわからない」と手が止まってしまうことがあります。楽天証券はそのような悩みを解消する、ちょうどいいラインナップを提供しています。
運営管理手数料が無料
楽天証券のiDeCoは運営管理機関手数料が無条件で無料です。掛金額や資産残高に関係なく、すべてのユーザーが0円で利用できます。
楽天経済圏との親和性
楽天銀行や楽天カードを普段使いしている方にとって、楽天証券でiDeCoを始めるのは自然な選択です。管理画面も楽天証券の他のサービスと統一されているため、使い慣れた環境で資産管理ができます。
楽天証券iDeCoのおすすめ商品を紹介
株式型のおすすめ
| 商品名 | 信託報酬(税込目安) | 投資対象 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 年0.06%程度 | 全世界株式 | ★★★ |
| 楽天・S&P500インデックス・ファンド | 年0.08%程度 | 米国株式 | ★★★ |
| たわらノーロード 先進国株式 | 年0.10%程度 | 先進国株式 | ★★☆ |
| 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 年0.18%程度 | 日本株式 | ★★☆ |
楽天証券のiDeCoで最もおすすめなのは、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドです。楽天独自のファンドですが、全世界の株式に低コストで分散投資できる優れた商品です。

バランス型のおすすめ
株式100%に抵抗がある方には、バランス型ファンドがおすすめです。
- 楽天・インデックス・バランス(DC年金):株式と債券を自動でバランスよく配分してくれるファンドです。株式比率の異なるタイプが用意されています
- セゾン・グローバルバランスファンド:株式50%・債券50%のシンプルな構成で、長年の運用実績がある老舗のバランス型ファンドです
元本確保型
楽天証券のiDeCoには定期預金型の元本確保商品もあります。ただし、iDeCoの口座管理手数料を考慮すると実質マイナスになる可能性があるため、基本的にはおすすめしません。どうしてもリスクを取りたくない方が一部を配分する程度にとどめましょう。
初心者向け・おすすめの商品配分パターン
楽天証券のiDeCoで、初心者が選ぶべき具体的な配分パターンを3つ紹介します。
パターンA(シンプル型)
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド:100%
→ これ1本で十分に分散投資ができます。20〜40代におすすめ。
パターンB(米国集中型)
楽天・S&P500インデックス・ファンド:100%
→ 米国経済の成長を信じる方向け。過去の実績は最も高リターン。
パターンC(安定型)
楽天・オールカントリー株式:70%+セゾン・グローバルバランス:30%
→ リスクを少し抑えたい50代以降の方におすすめ。
楽天証券iDeCoで注意すべきポイント
楽天ポイントはiDeCoでは貯まらない
楽天証券の強みであるポイント還元ですが、iDeCoの掛金に対して楽天ポイントは付与されません。これはiDeCoの制度上の制約であり、楽天証券に限った話ではありません。ポイント目当てで楽天証券を選ぶのは避けましょう。
商品の入れ替えに注意
楽天証券はiDeCoの商品ラインナップを定期的に見直しています。過去には商品の追加や除外が行われたこともあります。ただし、すでに保有している商品が突然なくなることはないので、安心してください。
楽天証券のiDeCoでは、NISAで人気のeMAXIS Slimシリーズの一部が取り扱い対象外となっている場合があります。eMAXIS Slimを使いたい場合は、SBI証券やマネックス証券も検討してみてください。
楽天証券とSBI証券のiDeCoはどっちがいい?
iDeCoの二大人気証券会社である楽天証券とSBI証券を簡単に比較します。
| 比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 運営管理手数料 | 無料 | 無料 |
| 商品数 | 約30本 | 約80本以上 |
| 低コスト商品 | 楽天独自ファンド中心 | eMAXIS Slim中心 |
| 管理画面 | シンプルで見やすい | 情報量が多い |
| 向いている人 | シンプルに選びたい人 | 多くの選択肢が欲しい人 |
正直なところ、手数料と低コスト商品の充実度ではほぼ互角です。楽天経済圏を使っているなら楽天証券、多くの選択肢の中から選びたいならSBI証券、という基準で決めれば問題ありません。

楽天証券iDeCoの口座開設方法
楽天証券でiDeCoを始める手順を紹介します。
- 楽天証券の総合口座を開設:まだ楽天証券の口座を持っていない場合は、先に総合口座を開設します
- iDeCo専用ページから申し込み:楽天証券にログイン後、iDeCo申込ページへ進みます
- 必要書類の準備・記入:加入申出書を準備して記入します(事業主証明書は2024年12月に廃止済み)
- 書類の返送:記入済みの書類を郵送で返送します
- 審査完了後、商品選択:口座開設通知が届いたら、iDeCo管理画面で商品と掛金配分を設定します
申し込みから口座開設まで約1〜2ヶ月かかります。2024年12月の改正で事業主証明書が廃止され、手続きは以前よりスムーズになっています。

楽天証券のiDeCoの商品一覧は楽天証券iDeCo公式ページで確認できます。iDeCoの制度全般についてはiDeCo公式サイトを参照してください。投資信託の基礎は投資信託協会で学ぶことができます。


