スマートフォンひとつで株の売買ができる時代。でも「株アプリってたくさんあって、どれを選べばいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者でも使いやすいおすすめの株式投資アプリを厳選して紹介します。それぞれの特徴や選び方のポイントも解説するので、自分に合ったアプリを見つけてみてください。

株式投資アプリを選ぶ3つのポイント
アプリを選ぶ前に、押さえておきたいポイントを確認しましょう。
操作のしやすさ
初心者にとって最も重要なのが、直感的に操作できるかどうかです。画面のレイアウトが見やすく、注文操作がシンプルなアプリなら、投資が初めてでもストレスなく使えます。実際にアプリをダウンロードして、デモ画面や情報画面を触ってみるのがおすすめです。
情報量と分析機能
チャート表示やニュース配信、銘柄のスクリーニング(絞り込み)機能が充実しているかも大切なポイントです。特にテクニカルチャートの種類が豊富だと、投資判断の幅が広がります。ただし初心者のうちは、情報が多すぎて混乱することもあるので、シンプルなものから始めるのも一つの手です。
取引手数料
アプリ自体は無料でも、株の売買には手数料がかかる場合があります。ただし記事執筆時点では、SBI証券・楽天証券・松井証券など主要ネット証券の多くが国内株式の取引手数料を無料化しています。手数料体系は証券会社によって異なるため、口座開設前に確認しておきましょう。
アプリは証券会社ごとに開発されているため、アプリを使うにはその証券会社の口座開設が必要です。まず気になる証券会社の口座を開設し、アプリをインストールして試してみましょう。
初心者におすすめの株式投資アプリ
ここからは、初心者に特におすすめの株式投資アプリを紹介します。いずれも大手証券会社が提供する信頼性の高いアプリです。
SBI証券「SBI証券 株アプリ」
国内最大級のネット証券であるSBI証券の公式アプリです。口座開設数は記事執筆時点で1,600万口座を突破しており、初心者からベテランまで幅広い投資家に利用されています。
国内株式の取引手数料が無料で、単元未満株「S株」にも対応しているため、数百円から個別株に投資可能です。銘柄検索やチャート分析、ニュース閲覧など基本的な機能がバランスよく揃っています。NISA口座での取引にも対応しており、非課税投資もアプリからスムーズに行えます。
楽天証券「iSPEED」
楽天証券が提供する株式取引アプリで、国内株と米国株の取引を1つのアプリで完結できるのが特徴です。記事執筆時点では日本株の取引手数料が無料になっています。
14種類のテクニカルチャートを搭載しており、株価の分析機能が充実しています。また、マーケット情報が毎日更新され、お気に入りの銘柄をすぐにチェックできるウォッチリスト機能も便利です。楽天ポイントを使った投資にも対応しているため、ポイントを有効活用したい方にぴったりです。
松井証券「日本株アプリ」
老舗証券会社の松井証券が提供するアプリです。国内株式の取引手数料が無料で、コストを気にせず取引できます。
画面がシンプルで見やすいため、投資が初めての方でも操作に迷いにくいのが魅力です。スピード注文機能を使えば、最短1タップで発注が可能。急な値動きにも素早く対応できます。また、PTS取引(夜間取引)にも対応しているため、日中忙しい方でも夜に取引のチャンスがあります。
マネックス証券「マネックストレーダー株式 スマートフォン」
マネックス証券の公式アプリは、チャートとニュースを同一画面に表示できるなど、情報分析に強い設計が特徴です。特に米国株の取扱が充実しており、約4,500銘柄の米国株にアプリからアクセスできます。
NISA口座での米国株取引手数料が無料になっており、米国株にも興味がある方にとって有力な選択肢です。ワン株(単元未満株)の買付手数料も無料で、少額投資にも対応しています。

投資初心者がアプリでやりがちな失敗
便利な株アプリですが、使い方を誤ると思わぬ失敗につながることもあります。よくある失敗パターンを押さえておきましょう。
アプリの通知に振り回される
株アプリのプッシュ通知で、株価の急落や急騰の情報が頻繁に届くことがあります。そのたびに感情的になって売買してしまうと、結果的に損をするケースが多いです。長期投資が目的なら、通知の頻度を調整するか、不要な通知はオフにしておくのがおすすめです。
スマホで頻繁に株価をチェックしすぎる
アプリがあると、つい何度も株価を確認したくなります。しかし、日中の値動きに一喜一憂しても長期投資の成果にはほとんど影響しません。1日1回、あるいは週に数回のチェックで十分です。
操作ミスで意図しない注文を出す
スマホの小さな画面では、タップミスや数量の入力ミスが起こりやすいです。注文を出す前に、銘柄・数量・価格・注文方法を二重チェックする習慣をつけましょう。特にスピード注文機能は便利ですが、初心者は通常の注文画面から始めるほうが安心です。
アプリの操作に慣れるまでは、少額の取引で練習するのがおすすめです。大きな金額の取引は、操作に十分慣れてから行いましょう。
株アプリと一緒に使いたい便利ツール
株式投資をより快適に行うために、取引アプリと併用すると便利なツールも紹介します。
ポートフォリオ管理アプリ
複数の証券会社で口座を持っている場合、資産全体を一元管理できるポートフォリオ管理アプリが便利です。自分の資産配分を可視化することで、偏りのない運用ができるようになります。
経済ニュースアプリ
日本経済新聞のアプリや、各証券会社が提供するマーケットレポートを活用すると、投資判断に必要な情報を効率よく収集できます。ただし、ニュースに反応して短期売買を繰り返すのは逆効果になることも多いので注意が必要です。
家計簿アプリとの連携
投資に回せる余裕資金を把握するために、家計簿アプリとの併用もおすすめです。毎月の収支を把握しておけば、無理のない金額で投資を続けやすくなります。

株式投資アプリに関するQ&A
Q. 株アプリは無料で使える?
はい。主要なネット証券の株アプリはすべて無料でダウンロード・利用できます。アプリ自体に費用はかかりません。ただし、株の売買には取引手数料がかかる場合があります(多くの証券会社では国内株取引手数料を無料化しています)。
Q. 複数の株アプリを使い分けてもいい?
もちろんです。情報収集はA社のアプリ、実際の取引はB社のアプリ、というように使い分けている投資家も多いです。各アプリの得意分野を活かして使い分けると効率的です。
Q. アプリで取引するのとPCで取引するのは何が違う?
基本的な機能は同じですが、PCのほうが画面が大きいため、複数のチャートを同時に表示したり、詳細な分析がしやすい傾向があります。一方、アプリは外出先でも手軽にチェック・取引できるのが強みです。両方を使い分けるのがベストです。
Q. セキュリティは大丈夫?
大手証券会社のアプリは、生体認証(指紋認証・顔認証)やPINコード、二段階認証などのセキュリティ機能を備えています。アプリは公式ストアからダウンロードし、OSやアプリを常に最新の状態に保つことで、安全に利用できます。
Q. 株アプリで米国株も取引できる?
はい。楽天証券のiSPEEDやSBI証券の米国株アプリなど、米国株取引に対応したアプリは複数あります。米国株は1株から購入でき、AppleやGoogleといった世界的な企業に直接投資できるのが魅力です。ただし、為替手数料がかかる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
Q. デモ取引(バーチャル取引)で練習できるアプリはある?
一部の証券会社では、仮想のお金を使って株取引のシミュレーションができるサービスを提供しています。実際のお金を使う前に操作に慣れたい方は、こうしたデモ機能を活用してみるのもよいでしょう。ただし、デモ取引では実際の感情的なプレッシャーは体験できないため、本番とは異なる点も理解しておく必要があります。
Q. 初心者が最初に入れるべきアプリはどれ?
迷ったらSBI証券の株アプリがおすすめです。国内最大級の口座数を誇り、取引手数料無料、単元未満株対応と初心者に必要な機能がすべて揃っています。まずはここから始めて、慣れてきたら他のアプリも試してみるとよいでしょう。
まとめ:自分に合ったアプリで投資をスタートしよう
株式投資アプリは、初心者が手軽に投資を始めるための強い味方です。SBI証券の株アプリ、楽天証券のiSPEED、松井証券の日本株アプリ、マネックス証券のマネックストレーダーなど、いずれも無料で使えて国内株取引手数料も無料という、初心者にやさしい環境が整っています。
まずは気になるアプリをダウンロードして、画面を触ってみることから始めてみてください。実際に使ってみると、自分に合ったアプリが自然と見つかるはずです。

各証券会社の詳細は、SBI証券公式サイトや楽天証券公式サイトで確認できます。また、アプリの安全な利用方法については情報処理推進機構(IPA)のセキュリティガイドも参考になります。


